子供の頃、寝る前に母に本を読んでもらうのが楽しみでした。
そして、小学生になってからは、夜寝る前に自分で本を読む習慣がつきました。
私の読書の原点と言えるのが「ね、おはなしよんで」です。
読み聞かせをおねだり
ほとんど毎日、母は「ね、おはなしよんで」からひとつのお話を読み聞かせしてくれました。
とても古い本ですが、兄のために母が購入し、私もそのまま読んでもらっていました。
私が読んでもらっていた頃にはかなりボロボロになっていましたが…w
「ないた赤おに」「三つになったモモ」「おかあさんだいすき」「おしゃべりなめだまやき」など、いろいろな種類の童話がたくさん載せられていました。
私は、松谷みよ子さんのモモちゃんシリーズが大好きで、小学校の図書館でもよく読んでいましたが、それもこの本の影響です。
今は、もう手元にありませんが、今でも懐かしく思い出がいっぱいの本です。
読み聞かせに最適な本で、子育て中の方にも、もちろん大人の方にもおすすめの一冊です。
とても癒される本です。
松谷みよ子さんのモモちゃんシリーズ
「ちいさいモモちゃん」「モモちゃんとプー」「モモちゃんとあかねちゃん」など、モモちゃんシリーズは小学生時代の私の愛読書です。
他にも、松谷みよ子さんの昔話「かさじぞう」「したきりすずめ」なども大好きでした。
また、松谷みよ子さんの著書には「二人のイーダ」「あの世からのことづてー私の遠野物語」「あの世からの火」など、大人が楽しめるものもたくさんあります。
私が怖い本が好きなのも、松谷みよ子さんの影響が大きいのかもしれません。
寝る前に本を読む癖
母に寝る前に本を読んでもらっていたことで、今でも夜寝る前に本を読む習慣がついています。
目にはあまり良くないのかもしれませんが、ほんの数ページでも読まなければ寝られなくなってしまっています。
視力が両目とも0.01になってしまったのも、寝る前に本を読む習慣のせいかもしれません…。
しかし、私にとっては本を読むことが一番の趣味といえるものとなったのも「ね、おはなしよんで」の影響が大きいと思います。
「ね、おはなしよんで」の表紙の絵と挿絵はいわさきちひろさんです。
10年くらい前に新装版が発売されましたが、そちらの表紙もいわさきちひろさんです。
とても、可愛らしくて心が和む表紙になっています。
最期に
「ね、おはなしよんで」の思い出について書いてみました。
私の読書の原点となった児童書です。
そして、やはりいわさきちひろさんの表紙が、とても魅力的な本です。
↓ 下の表紙が私が読んでもらっていた「ね、おはなしよんで」の表紙です。